米セントルイス連銀総裁:追加緩和で70年代の高インフレ再来も

米セントルイス連銀のブラー ド総裁は、追加の金融緩和を実施すれば、1970年代に経験したよう なインフレを招くリスクがあるとの認識を示した。

総裁は17日、米経済専門局CNBCのインタビューで「緩和策 をさらに強く推し進めようとすれば、米国内でひどいインフレが起き る恐れがある」と指摘。「70年代の再来になるかもしれない。そう なれば誰も喜びはしない」と続けた。

経済成長率については、7-12月(下期)は約2.5%に加速し ており、2012年は3-3.5%になる可能性があると予想した。ブル ームバーグ・ニュースが今月4-9日に実施したエコノミスト調査の 中央値では、10-12月(第4四半期)が2.3%、来年は2.2%と見 込まれている。

ブラード総裁は、「8月、9月以降、経済指標はかなり良くなっ ており、満足できる状況だと考えている」とした上で、信頼感の低下 は「米経済を大きく落ち込ませる原因にはならない。米国の一般家庭 にとって欧州危機はあまりにも遠い場所の出来事であり、ディズニ ー・ワールドへの旅行を取りやめる理由にはならない」と述べた。

欧州の債務危機については、依然として米国へのリスクではある ものの、悪化しない限り米国の成長をそれほど押し下げることはない との認識を示した。

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