中国株(終了):上海総合指数、3週間ぶり安値-人民銀の発表響く

中国株式市場で、上海総合 指数は3週間ぶり安値に下落。インフレ懸念が強まる中で、中国人民 銀行(中央銀行)が物価抑制策を緩和することはできないと指摘した ほか、新規上場で既存の株式から資金が流出するとの懸念が広がった。

中国の保険大手の中国人寿保険(601628 CH)と中国平安保 険(集団、601318 CH)が下落。同業の新華人寿保険が当局から新 規株式公開(IPO)の認可を受けたことから売られた。先月に上場 を果たした水力発電ダム建設の中国水利水電建設(601669 CH)は

0.9%安。中国最大の石油会社、ペトロチャイナ(中国石油、 601857 CH)も安い。

一方、中国2位の通信機器メーカー、ZTE(中興通訊、 000063 CH)を中心に電話株が上昇。国内の携帯電話サービス大手 2社にコンピューター・サービスを提供するとの発表が好感された。

浙商証券のアナリスト、チャン・ヤンビン氏は「新華人寿保険 のIPOは相場への重しだ。既存株からの資金流出が懸念される」と 指摘。「欧州債務危機の感染拡大をめぐる心配も依然としてある」と 付け加えた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動 している上海総合指数は、前日比3.91ポイント(0.2%)安の

2463.05で終了。日中は上げ下げを繰り返す方向感に乏しい展開と なった。上海、深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は 同0.3%安の2662.02。

--Weiyi Lim. Editors: Allen Wan, Richard Frost

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