T&D:4-9月期の純利益29%増の287億円-利配収入が増加

T&Dホールディングスの4-9月 期(第2四半期)の連結純利益は、前年同期比29%増の287億円となっ た。東日本大震災による支払い見積もり額が減少したほか、利息・配当 金収入が増加したことが寄与した。通期予想は前期比51%増の360億円 を据え置いた。

17日開示の資料によると、経常収益は同0.5%減少したが、経常利 益は10.5%増えた。保険会社としての価値を示す9月末のエンベディッ ド・バリュー(EEV)は、金利低下の影響で3月末から1141億円減 って1兆2549億円となった。

4-9月期の新契約高は大同生命保険など傘下3社合計で同8.1% 減の3兆612億円となった。解約失効高は7%減の2兆1557億円と改 善した。保有契約高は前期末からほぼ横ばいの58兆606億円。保険本 業の収益を示す基礎利益は前年同期比32%増の596億円だった。

逆ざや額は利息配当金収入が増加したことや予定利率負担が減っ たため同112億円改善し75億円となった。T&Dホールディングスの 松本民司専務は決算会見で、9月末に370億円あった欧州の重債務5カ 国「PIIGS」関連の投融資はすべてイタリア国債だったが、「現在 は残高はない」と述べた。

大同生命の上田雅弘専務は同日の決算会見で、オリンパス向けの融 資について「本業の収益性は底堅いものがある」としながらも、「最終 的には第三者委員会の調査内容など状況推移を慎重に見極めながら適 切な対応をしていきたい」としている。

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