ギリシャ新政権、予算成立を優先-来月半ばまでの融資実行目指す

【記者:Maria Petrakis, Eleni Chrepa and Marcus Bensasson】

11月17日(ブルームバーグ):ギリシャ議会から新内閣の信任を得 たパパデモス首相は17日、ギリシャが国際金融支援を受けるための主 要な条件である来年度予算の成立にすぐに取り組まざるを得ない。

ベニゼロス財務相は2012年度予算案の議会への提出に先立ち、新 内閣の承認を求める見通しだ。首都アテネでは17日、1973年の学生蜂 起を記念する集会が行われる。

パパデモス首相は16日の議会で、「新たに持続可能な発展の基礎 を築くためには、過去数年間にわたって間違いを犯したギリシャの財 政を再建する政策が必要だ。道のりは長く、たゆまぬ努力を必要とし、 それは多額の調整コストを意味している」と述べた。金融システムの 崩壊を回避するため、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の 緊急融資枠から80億ユーロ(約8290億円)の融資実行を来月半ばま でに実現することが首相の当面の最優先課題となる。

パパデモス政権は融資の条件を満たすため、公務員3万人の削減 と年金・賃金の引き下げを断行する必要に迫られる。国内の労組は12 年度予算案の議会採決に合わせてゼネストを計画している。

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