オリンパス株が乱高下の末に、小幅高で終了-投機的な取引を経て

オリンパス株価が乱高下の末に、 小幅高で終了した。上場維持の観測を背景に週明けから3日連続でスト ップ高(値幅制限いっぱいの 上昇)となった流れを引き継ぎ、前日比 19%高まで買われる局面もあったが、個人投資家やヘッジファンドな どが投機的な売買を展開したとの指摘が出ている。

14、15日はストップ高気配のまま比例配分され、16日午前になっ て取引時間中の売買が成立した。17日は一時878円と、11日の日中安 値424円の2倍まで買われたが、朝方と午後には下げる場面もあった。 終値は同7円(1.0%)高の747円。売買代金は前日に続き国内上場株 首位で、355億円。

いちよし投資顧問の秋野充成運用部長は、この日の上昇の背景とし て、上場廃止の回避が可能との観測を受け 「個人投資家やヘッジファ ンドなどの短期筋が連日買い戻している」と分析。上場維持が確実とな れば「株価は2000円以上 まで上昇するだろう」と述べた。

17日の取引時間中には、筆頭株主の日本生命保険がオリンパスへ の出資比率を下げたことが判明。12日にはシンガポー ル政府投資公社 も保有分の大半を売却したと発表していた。高木証券の勇崎聡投資情報 部長は16日、オリンパス株の売買主体が「短期の利ざやを狙った投機 筋」となっていると指摘していた。

オリンパスは16日に取引金融機関への説明会を開催。有利子負債 を9月末からの3年半で2575億円圧縮して4087億円とする計画を提 示した。17日付の産経新聞は、三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行の 主力2行が支援継続を表明したと伝えた。

--取材協力 谷口崇子  Editors:Yoshinori Eki, Tetsuki Murotani

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