米ケーン・アンダーソン:エネルギーファンドで1200億円調達目指す

リチャード・ケーン氏が創業し た投資会社ケーン・アンダーソン・キャピタル・アドバイザーズ(ロサ ンゼルス)は、非上場のガス・石油会社に投資するファンドの資金16 億ドル(約1200億円)の調達を目指している。事情に詳しい関係者が 明らかにした。

関係者によると、この「ケーン・アンダーソン・エナジー・ファン ドVI LP」は、同社の6番目のファンドで、米国とカナダの企業に 投資する方針。2012年4-6月(第2四半期)に初回募集を締め切る 予定だ。同社が同じ額の調達を目指し09年に設定した5番目のファン ドは目標を下回る8億2000万ドルを調達し、募集を締め切った。

原油や商品相場の上昇と新興国での需要拡大による恩恵を受けるた め多くの企業買収専門会社がエネルギーに重点を置くファンドの資金調 達を進める中、ケーン・アンダーソンは市場に参入している。投資家が インフレヘッジ手段の一つとしてこの戦略に投資しているため、調査会 社プレキンによると、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資 会社は1-10月にエネルギーファンド5本の資金として計64億ドルを 調達した。

ケーン・アンダーソンのグレッグ・デービス副社長は資金調達に関 するコメントを控えた。

ケーン・アンダーソンは1984年創業で、91年以降、特に、非上 場・上場企業が私募形式で発行する普通株と優先株を対象にエネルギー 投資を行っている。平均して5000万-1億ドルを投資し、探鉱や生産、 中流の石油関連会社や油田サービス会社に融資するパートナーシップを 運営している。中流の石油関連会社は燃料の加工や輸送、貯蔵を手掛け る。

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