EU、バーゼル3の実施法案めぐり意見分かれる-12項目で対立

欧州連合(EU)加盟国は、銀 行の自己資本規則「バーゼル3」の施行方法をめぐって意見が分かれ ている。同規則が定める最低基準より厳しい要件を各国が求める権利 などが争点となっている。

ブルームバーグ・ニュースが入手したEUの文書によると、各国 政府はバーゼル3の実施法に関する2013年の期限にいかに間に合わ せるかを協議する中で、12項目で対立している。

EU議長国のポーランドがまとめたこの文書は、意見が異なる分 野で国家間の妥協が成立するには「さらなる検討」が必要だとしてい る。合意が得られてない項目には、銀行の負債を抑制するためのいわ ゆるレバレッジ比率規制導入の是非などもある。

EUの行政執行機関である欧州委員会は7月、バーゼル3の域内 実施案を提出したが、英国とスウェーデン政府は国際的な合意内容に 沿っていないと批判している。

EU案は銀行に求めるコアTier1(狭義の中核的自己資本) 比率を7%に統一し、与信ブームの際や銀行の個別評価に基づいて各 国当局が基準を引き上げる権限を制限している。

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