欧州は「数日ないし数週間」の猶予しかない恐れ-シティのブイター氏

【記者:Cheyenne Hopkins and Tom Keene】

11月16日(ブルームバーグ):ユーロ圏でのデフォルト(債務不履 行)を回避するために欧州が行動するための時間は、「わずか数日ない し数週間」しか残されていない可能性があると米銀シティグループの チーフエコノミスト、ウィレム・ブイター氏が警告した。

ブイター氏はブルームバーグテレビジョンの番組「サーベイラン ス・ミッドデー」の司会者トム・キーン氏とのインタビューで、「時間 がなくなるスピードが速い。スペインやイタリアのような国の基本的 に不必要なデフォルト発生の重大なリスクが生じるまで、恐らく数カ 月の猶予があるとは思うが、数週間ないし数日かもしれない。それは 欧州の銀行システムを北米もろともひきずり倒す金融の破局につなが る。欧州は今、行動する必要がある」と訴えた。

同氏はまた、高債務国の救済基金である欧州金融安定ファシリテ ィー(EFSF)の支援能力拡大がない限り、欧州中央銀行(ECB) がユーロ圏を支援するための唯一の手段だと指摘。ECBは「最後の 貸し手」の役割を拒否し、ソブリン債を直接買い入れることに消極的 だとした上で、「ECBは渋々受け入れざるを得ないのだろうが、彼ら がそれをやらなければ、ユーロ圏は終わりだ」と語った。

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