ドイツ首相:国家主権の一部を移譲も、条約改正でユーロ圏強化

ドイツのメルケル首相は16 日、ユーロ圏を強化し、統一通貨への信頼を高める上で、同国は主 権の一部を移譲する用意があるとの見解を示した。

メルケル首相は「ユーロ圏の危機に対する耐久力を一段と高め る」には、欧州連合(EU)の条約を改正してEUの関連機関を強 化し財政規律引き締めを監視する必要があると発言。アイルランド のケニー首相とのベルリンでの共同記者会見で語った。

メルケル首相はまた、「ドイツはユーロが維持、防衛されるこ とを市場と世界に示す必要性を認識しており、国家主権の一部を移 譲する用意がある」と言明。力強いEUに加え、ユーロ圏の「17 カ国が強化され、国際市場から信頼されることを望んでいる」と続 けた。

ケニー首相によれば、メルケル首相は条約改正について「国家 予算を編成する点において、介入と監視の役割を担うが、一部諸国 が独自の予算削減策に取り組む柔軟性を持ち合わせる」ことを意味 すると説明した。

メルケル首相はまた、既存の条約では欧州中央銀行(ECB) が「ユーロ問題を解決する可能性はない」と述べた。

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