ユーロ圏:10月インフレ率改定値は3年ぶり高水準-速報と一致

ユーロ圏では10月のインフ レ率が3年ぶり高水準を維持した。ソブリン債危機と闘い景気を 支えようとする欧州中央銀行(ECB)の仕事をさらに複雑にし た。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が16日発表し た10月のユーロ圏消費者物価指数(改定値)は前年同月比3% 上昇。2008年10月以来の高インフレだった9月と同水準で、先 月31日発表の速報値と一致した。変動の大きいエネルギー価格 などを除いた10月のコアインフレ率は1.6%と、9月から横ば いだった。

IHSグローバル・インサイトのユーロ圏担当チーフエコノ ミスト、ハワード・アーチャー氏(ロンドン在勤)は、「ユーロ 圏の見通しに大きなリスクがある」とした上で、「ECBは予想 されるユーロ圏景気縮小に対応するだろうと当社はみている。11 月の1.5%から1.25%への利下げに続き、今後2、3カ月内に さらに25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げ 1%にするだろう」と語った。

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