中国株(終了):上海総合指数、約2カ月ぶり大幅安-企業収益懸念

中国株式市場では、上海総合指数 がほぼ2カ月ぶり大幅安となった。同国の金融引き締め策が企業収益 の伸びを損なっているとの観測が広がったほか、ユーロ安で欧州債務 危機をめぐる懸念が高まった。

中国の不動産開発大手の万科企業(000002 CH)と保利房地産集団 (600048 CH)が下落。上海証券報が万科企業は上海での事業で住宅価 格を引き下げる可能性があると伝えたほか、複数の不動産会社が巨額 の債務返済に直面しているとの中国証券報の報道も響いた。中国最大 の乳製品メーカー、内蒙古伊利実業集団(600887 CH)は4.1%安。株 式発行計画の規模を縮小したことが響いた。中国最大の石油会社ペト ロチャイナ(中国石油、601857 CH)や石炭生産を手掛ける中国神華能 源(601088 CH)も安い。

ユニオン・ライフ・アセット・マネジメントの投資責任者、ラリ ー・ワン氏(北京在勤)は「依然として来年の経済成長と企業収益減 少の可能性について懸念がある」と指摘。「輸出も減少が見込まれてお り、今は政策緩和が実現することを願うだけだ」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前日比62.80ポイント(2.5%)安の2466.96 と4営業日ぶりに反落して終了。9月22日以来で最大の下げとなった。 上海、深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は同2.7%安の

2670.12。

-- Editor: Darren Boey

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