東電を「A」に1段階格下げ、見通しは「ネガティブ」-JCR

日本格付研究所(JCR)は、東京 電力の長期優先債務格付や債券格付などを「A」に1段階引き下げた。 10段階ある投資適格級の格付の中で、震災前の最上位から5段階下げた ほか、見通しも「ネガティブ」に据え置いた。

16日のJCRの発表資料では、格下げの背景として、原発再稼働に 見通しが立たない中、東電を含めた電力各社の収支・財務体質が、業界 共通のリスクとして「前回格付時(5月)以降、時間を経ても解消され ていない」と指摘。政府が4日承認した東電の総合特別事業計画の有効 性についても、「検証要素は多く、不確実である」という。

格付投資情報センター(R&I)は7日、東電の格付けを上から9 番目の「BBB」、見通しも「ネガティブ」に据え置くと発表。スタン ダード&プアーズ(S&P)は5月の段階で、投機的等級の上から4番 目となる「B+」まで引き下げている。

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