アジア株:続落、欧州情勢めぐる懸念で-エスプリやソニーが安い

16日のアジア株式市場で、M SCIアジア太平洋指数は続落。イタリアの新政権が欧州危機の波 及阻止に必要な債務削減の実行で苦戦するとの懸念から、同国債の 利回りが上昇した。

欧州を最大市場と位置付ける香港の衣料小売り会社、エスプ リ・ホールディングスは4.3%下落。売上高の21%を欧州が占める ソニーも安い。中国の不動産開発会社、広州富力地産は一時9%超 の値下がり。地元当局が7カ所の土地使用権の入札を延期したこと が響いた。一方、オリンパスは急伸。上場廃止回避の観測を背景に 3日連続ストップ高で取引を終えた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時7分現在、前日 比1.7%安の115.73。構成銘柄のうち、値下がりと値上がりの割合 は約5対1。前日は0.9%安で引けた。日経平均株価の終値は同78 円77銭(0.9%)安の8463円16銭。

豪プラティパス・アセット・マネジメントのポートフォリオマ ネジャー、プラサド・パトカル氏は「イタリアはまだ末期的状態で はないが、改革に向けた具体的な措置の証拠が必要になるだろう」 と指摘した。

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