原油:100ドルに近づく-予想上回る米小売売上高で景気に楽観論

ニューヨーク原油先物相場は、 1バレル当たり100ドルの大台に近づいている。10月の米小売売上高 の伸びが予想を上回ったことで、10-12月(第4四半期)の景気に楽 観論が強まった。

前日の通常取引は3カ月ぶりの高値で引けた。米商務省が発表し た10月の小売売上高は0.5%増。ブルームバーグ・ニュースによる調 査の予想中央値は0.3%増だった。16日に米エネルギー省が発表する 原油と燃料の在庫は減少すると予想されている。

ゴールドマン・サックス・グループ(ニューヨーク)のエネルギー 調査担当責任者、デービッド・グリーリー氏は「下降リスクばかり気に して上昇の可能性には十分に気を配ってこなかった。ファンダメンタル ズ(経済の基礎的条件)は強い。在庫は減少しており需要は増加してい る」と述べた。

原油先物12月限は15日、1.23ドル(1.3%)高の99.37ドル で引けた。終値としては7月26日以来の高値。日中取引では99.84ド ルまで上昇した。米石油協会(API)が15日発表した先週の米原油 在庫が130万バレル増の3億4130万バレルとなったことから、相場は この後、ほぼ変わらずの水準で推移している。

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