英重大不正捜査局、オリンパスの不正経理で正式捜査を開始-関係者

(4段落目にウッドフォード元社長のコメントなどを追加して更新し ます)

【記者:Lindsay Fortado】

11月16日(ブルームバーグ): オリンパスの不正経理問題につ いて、英重大不正捜査局(SFO)が正式な捜査を開始した。事情に 詳しい関係者1人が明らかにした。同社は先週、有価証券投資などで 生じた損失を経営幹部3人が長年にわたって隠し続けてきた事実を認 めた。

この件で公に話す権限が認められていないとして関係者が匿名で 語ったところでは、SFOは米司法省や日本の当局とも協力していく 方針だ。

オリンパスは、2008年の英ジャイラス・グループ買収でファイナ ンシャルアドバイザー(FA)に支払った6億8700万ドル(約530 億円)に何ら違法性はないと主張してきたが、先週になって一転して 損失穴埋めの手段だったことを認めた。

社長を解任されたマイケル・ウッドフォード氏は「資金の追跡調 査を開始する権限を持つ当局が捜査プロセスに入ることを歓迎する。 事実をあらゆる面ではっきりと明らかにすることが重要だ」と述べた。 オリンパスの欧州広報担当、マイケル・ノイファー氏に電子メールと 電話でコメントを求めたが、これまでのところいずれも返答がない。

SFOなどの捜査は、オリンパスが米国を拠点とする日本人バン カー、佐川肇氏と関係のあるアクサム・インベストメンツ(企業登録 はケイマン諸島、現在は存続せず)に支払った対価が焦点となる。オ リンパスの損失隠しの手口については、第三者委員会の調査が続けら れている。

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