ダラス連銀総裁:巨大銀行は解体を、「危険過ぎて容認できず」

米ダラス連銀のフィッシャー 総裁は、いわゆる大き過ぎてつぶせない銀行が金融の安定にもたらす リスクを抑制するため、監督当局はこうした金融機関を解体するべき だとの見解を示した。

フィッシャー総裁は15日、ニューヨークで講演。事前原稿によ ると、「大き過ぎてつぶせない銀行は危険過ぎて容認できないと私は 確信している」と発言。「巨大企業を慎重な管理や国境を越えた監督 が可能になる機関へと時間をかけてスリム化することは、適切な政策 対応だ。そうすれば、創造的破壊は金融セクターにおいて驚くべき成 果を挙げることができる」と述べた。

総裁は「5つの金融機関の資産は合計で業界全体の半分を占めて おり、銀行業界は一段と集中化が進んでいる」と指摘。さらに「大き 過ぎてつぶせない状態を維持し、保護という殻で維持することは非建 設的で不経済かつ社会的にも問題含みである」と述べた。

フッシャー総裁はその上で、「元に戻せない減量手術あるいは胃バ イパス手術に相当する金融的な措置こそ、金融肥満の病状を治療し、 こうした銀行の絶え間ない拡大を抑制、また管理可能な大きさへとス リム化する唯一の方法だ」と続けた。

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