米ウォルマート:8-10月期は予想下回る、仕入れ価格を転嫁せず

小売り最大手、米ウォルマー ト・ストアーズの8-10月(第3四半期)決算では、利益がアナリ スト予想を下回った。米国店舗での販売てこ入れに向け価格を低水準 に維持したことが響いた。

15日の同社発表によると、純利益は33億4000万ドル(約 2600億円)と、前年同期の34億4000万ドルから2.9%減少した。 一部項目を除いたベースの1株当たり利益は97セントと、アナリス トの予想平均(98セント)を下回った。

ウォルマート米国部門のビル・サイモン最高経営責任者(CEO) はこの日の電話会議で、長期化する失業問題に配慮して、仕入れ価格 の上昇を販売価格に転嫁しなかったと明らかにした。売上総利益率は

24.6%に低下し、サンフォード・C・バーンスティーンのアナリス ト、コリン・マクグラナハン氏の予想(24.8%)を下回った。

米既存店の売上高は1.3%増と、約2年ぶりのプラスとなった。 ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均値は0.7%増だった。 来店1回当たりの支出が増えたほか、食品や健康関連商品の売り上げ が伸びた。

全体の売上高は前年同期比8.1%増の1102億ドル。アナリスト の予想平均は1081億ドルだった。

ウォルマートは11月-2012年1月(第4四半期)の利益につ いて、1株当たり1.42-1.48ドルとの見通しを示した。アナリスト の予想平均は1.45ドルだった。通期については1株当たり4.45-

4.51ドルになると予測。従来予想は4.41-4.51ドルだった。アナ リスト予想は4.49ドル。

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