スペイン入札、31.6億ユーロ発行、目標上限に届かず-利回り上昇

スペイン政府は15日に入札 を実施し、12カ月物と18カ月物証券、計31億6000万ユーロ (約3300億円)相当を発行した。目標上限は35億ユーロだった。 流通市場の国債利回りが上昇する中で、平均落札利回りは前回の入札 時を上回った。

12カ月物の平均落札利回りは5.022%と、前回10月18日の 入札時の3.608%を上回った。18カ月物の利回りも5.159%と、 10月の3.801%から上昇した。

12カ月物の応札倍率は2.13倍(先月は2.3倍)、18カ月物 は5.96倍(同4.26倍)だった。

ギリシャがデフォルト(債務不履行)するとの懸念を背景にユー ロ圏の他の高債務国の借り入れコストも上昇。ドイツのメルケル首相 率いるキリスト教民主同盟(CDU)は14日、ユーロ圏の国が通貨 同盟から離脱することを認める動議を採択した。スペイン債をクレジ ット・デフォルト・スワップ(CDS)で保証するコストも過去最高 となっている。

スペイン10年債とドイツ債の利回り格差も過去最大となり、入 札後の10年債利回りは6.23%と8月2日に付けたユーロ導入後の 最高の6.46%に近づいている。

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