米自動車メーカー、日本のTPP参加に反発-障壁低下は見込めず

フォード・モーターなど米自動 車メーカーは日本が環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加への 意思表明をしたことについて、日本に輸入障壁の引き下げを期待する ことはできないため、オバマ米大統領は拒絶すべきだと見ている。

フォードで政府間問題を担当するスティーブン・ビーガン氏はイ ンタビューで、ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラー・グル ープ、フォードが「日本との自由貿易協定(FTA)は一方的な貿易 関係にとどまるだけだと深く懸念している」と語った。

オバマ大統領が直面している米自動車メーカーや自動車産業を抱 える州出身の議員らの反発は、TPP参加をめぐる与党内の反対論に 直面した日本の野田佳彦首相のジレンマに酷似している。世界第3の 経済規模を持つ日本がTPPに参加すれば、2015年までに米国の輸出 倍増を目指すオバマ大統領の目標達成を助けることになる。米商務省 によると、昨年の日米2国間貿易額は総額1810億ドルと、TPP交 渉に既に参加している他の8カ国と米国との貿易額合計の1710億ド ルを上回る。

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