造船業会の釜会長:「繰り返し、繰り返し介入を」-円高対策を要請

日本造船工業会の釜和明会長(IH I社長)は15日、都内の会見で、円高が続く外国為替相場について「繰 り返し、繰り返し介入し、国としての意思を示して頂くことが大事」と 述べ、政府に円高対策を求めた。

10月末に円売り介入が実施された際に一時1ドル=79円台まで円安 に進んだドル・円相場は、今週に入り76円台まで戻す場面がみられてい る。釜会長は「われわれとしては円高で受けた被害を是正するよりも前 に円高水準の是正をお願いしたいというのが率直な考えだ」と語った。

会長は、業界各社の今期業績の想定が期初は85円程度と、現行のド ル・円相場からかけ離れていることに触れ、「受注もいまのレベルでは 採算がきちんと取れない。もう少し円安の方が望ましい」と話した。

釜会長によると、日本の輸出船契約実績は2011年1-10月までの実 績で322万CGT(標準貨物船換算トン数)と、前の年を20%以上下回 っている。「足元の状態が続くと、前年の498万CGTに達するのは難 しいのかなと考えている」と言う。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE