アジア株:MSCI指数が反落、欧州懸念再燃で-エルピーダなど安い

15日のアジア株式市場で、MS CIアジア太平洋指数は反落。イタリア国債利回りの上昇で、欧州の ソブリン債危機の拡大懸念が再燃し、企業利益の見通しにマイナスと なった。

時価総額で英2位の銀行、スタンダードチャータード銀行は香港 市場で4.1%下落。エルピーダメモリも安い。MSCIアジア太平洋 指数の銘柄入れ買いに伴い、構成銘柄から同社株が除外されるとの観 測が広がった。中国の不動産開発会社、恒大地産集団は6%安。同社 会長が住宅価格の見通しは「厳しい」と述べたとの報道が響いた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時31分現在、前日 比0.9%安の117.64。10業種全てが下げている。構成銘柄中、値下 がりと値上がりの割合は約3対1。日経平均株価の終値は前日比61 円77銭(0.7%)安の8541円93銭。

豪ペンガナ・キャピタルの運用担当者、ティム・シュローダーズ 氏は「昨夜のイタリア国債入札で、現段階で投資家はそれほどリスク を冒さない姿勢であることが浮き彫りになった」と指摘している。

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