豪中銀議事録:小幅利下げが適切と判断-世界的リスク増大考慮

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)は15日、今月1日に開いた金融政策決定会合の議事録を公表し、 インフレ減速や世界的なリスク増大と鉱業への投資急増を比較検討し た後に「小幅利下げ」を決定したことを明らかにした。

議事録は「世界経済の下振れリスクが高まる一方で、ここ数カ月 にわたり基調インフレの動向と見通しに重大な変化があったことは明 らかだ」と指摘した。

豪中銀は今月1日、政策金利を先進国で最も高い4.75%から

4.5%に引き下げた。利下げは2年7カ月ぶり。同行は欧州のソブリン 債危機が世界経済の見通しに影を落としていることを理由に、豪州の 今後2年間の経済成長とインフレ予想を下方修正している。

議事録によると、商品相場上昇と資源投資ブームの効果を見極め るため、政策金利を据え置くとの主張もあったという。

政策担当者らは議事録で、インフレ鈍化の見通しは「より中立的 な政策設定が持続可能な成長と目標(2-3%)に沿ったインフレ率 を達成する上でふさわしい」ことを意味していると説明した。

この日の議事録公表以前、トレーダーの間では豪中銀が来月、0.25 ポイントの追加利下げを行うと予想されており、0.5ポイントの利下 げの可能性もある程度織り込まれていた。

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