オリンパス株が連日のストップ高、上場維持観測-値幅制限拡大も

オリンパス株が2日連続のストッ プ高(値幅制限いっぱいの上昇)買い気配で取引が成立せず、前日比 100円高の640円で比例配分された。上場廃止回避の観測が広がったこ とで、大量の買い注文を集めた。これを受け東証は、16日も同じ状態 になれば、上限に限って制限値幅を拡大すると予告した。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長は 15日の買い気配について「上場廃止の懸念が弱まったのが要因」であ り、新規材料が伝わらない限り「あと1日くらい株価は上がるのでは」 とコメント。短期売買を行う市場参加者が多いこともあって「乱高下は まだ続く」との見方を示した。

同社株価は過去の買収を問題視した元社長の解職騒動や、1990年 代からの財テク失敗による損失隠し発覚を受け、10月14日以降に下落 基調をたどった。前週末11日に記録した日中安値424円は元社長解職 発表前日の終値の17%に過ぎず、約37年ぶりの低さだった。

しかし、上場廃止が回避される可能性があるとの報道が12日以降 に相次いだことを受けて、14日にはストップ高気配のまま取引が成立 せず、比例配分されていた。15日の終値640円を基にした通常の制限 値幅は100円となっている。

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