EU:KLMとルフトハンザの調査打ち切り-日欧路線カルテル疑惑

欧州連合(EU)の競争政策当局 は、欧州の二大航空会社エールフランス・KLMとルフトハンザ航空 などによる日本・欧州間路線の運賃カルテル疑惑をめぐる調査を打ち 切った。

両社は2008年3月、日本と欧州を結ぶ旅客路線をめぐる調査でE U当局が両社のオフィスを立ち入り調査したことを明らかにしていた。

EUの行政執行機関である欧州委員会のトレス報道官は電子メー ルで配布した声明文で、調査打ち切りの理由について、最近の航空サ ービス合意により、現在は運賃を自由に設定できるようになっている 点を挙げた。

航空各社間の提携加速をきっかけに、EUは航空券販売合意をめ ぐって最近2つの案件で調査に踏み切っている。EUは昨年も貨物輸 送で燃料・保安特別付加運賃(サーチャージ)の価格協定(カルテル) を結んだとして、エールフランス・KLM、英ブリティッシュ・エア ウェイズ(BA)、日本航空などに対して制裁金を科した。

ルフトハンザはフランクフルトとミュンヘンにある主要拠点と東 京や大阪を結ぶ路線を運航。世界最大の国際航空連合スターアライア ンスを通じて全日本空輸と提携している。

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