トヨタ:東京ショーに燃料電池車など6車種出展-全方位の成果披露

12月3日から一般公開の東京モー ターショーで、トヨタ自動車は水素を燃料とした燃料電池自動車のコ ンセプトモデルなど6車種を出展する。電気自動車を含め、トヨタが 全方位で技術開発を進めている成果を披露する形となる。

世界初出展となる燃料電池車「FCV-R」は2015年ごろからの 市場導入に向けて開発をしているもので、4人が乗車できるセダンタ イプ。走行距離はJC08モードで700キロメートル以上を達成している。

同じく世界初出展となる電気自動車コンセプト「FT-EVⅢ」 は、リチウムイオン電池を搭載し、1回の充電の走行距離は105キロ を想定。12年の市場投入を目指している。

また、プラグインハイブリッド車では、「プリウス・プラグイン・ ハイブリッド」を出展。新開発のリチウムイオン電池を搭載し、12年 初めの市場投入を予定している。コンパクトクラスのハイブリッド車 「AQUA」は、10・15モードで1リットル当たり40キロ走行の低 燃費で、11年12月下旬の国内投入後、「プリウスc」の車名で世界各 国で順次発売する。

このほか、富士重工業と共同開発した小型スポーツカーや、「ヒト とクルマと社会がつながる」ことをテーマにしたコンセプトカーの世 界初出展を計画している。

日産自は電気自動車3車種

日産自動車の出展は、電気自動車3車種。試作車「PIVO(ピ ボ)3」は、通信機能と自動運転機能を活用し、運転手が降車後、無 人のまま駐車場に向かったり、スマートフォン(多機能携帯電話)で 呼び出して乗車をすることも可能。このほか、1回の充電で240キロ 以上走行可能で、時速100キロまで5秒以内に加速できる電気スポー ツカー「ESFLOW(エスフロー)」など2車種。

ホンダは、プラグインハイブリッド車「AC-X」など4車種の コンセプトモデルを出展する。電気自動車の「MICRO COMMU TER」は走行距離約60キロだが、常にスマートフォンと情報を同期 させるなど都市での移動を楽しむことを優先させたコンセプトモデル。 このほか、ホンダがラインアップの大幅刷新の第一弾として発売する 軽自動車「N BOX」など市販モデル3車種も展示する。

東京モーターショーは一般公開12月3-11日の日程で、日本自 動車工業会(自工会)の11月14日時点の公表情報では、国内15ブラ ンド、海外25ブランドが参加する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE