NY原油(14日):反落、イタリア国債利回り上昇で危機克服に疑問符

ニューヨーク原油先物相場は 反落。イタリアがこの日実施した国債入札で借り入れコストが上昇し たことから、欧州による債務危機の封じ込めが難航するとの懸念が強 まった。

イタリアは5年債を30億ユーロ相当発行した。落札利回りは

6.29%と、1997年6月以来の高水準となった。原油は一時バレル 当たり99.69ドルと、7月26日以来の高値を付ける場面もあった。 イタリアでは前日にマリオ・モンティ氏が新政権の首班に指名された。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ (マサチューセッツ州ウィンチェスター)のマイケル・リンチ社長は、 「イタリアでの改革が一夜にして起こることはないとの認識が広がり つつある」と指摘。「同国の経済と政治システムは長期にわたって専 門家を当惑させてきた」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 営業日比85セント(0.86%)安の1バレル=98.14ドルで終了 した。年初からは7.4%の値上がり。

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