ドイツ銀アッカーマンCEOら、検察が捜査-キルヒ訴訟の証言めぐり

ドイツ銀行のヨゼフ・アッカ ーマン最高経営責任者(63、CEO)は、故レオ・キルヒ氏が創業 したメディア企業の破たん(2002年)をめぐる民事訴訟での証言に ついて、ミュンヘン検察当局から捜査を受けている。

ドイツ銀の広報担当者デトレフ・ラームスドルフ氏がブルーム バーグとのインタビューで語ったところによると、アッカーマンCE Oのほか、元ドイツ銀行CEOのロルフ・ブロイヤー氏など、この訴 訟で証言した複数の関係者も調査を受けている。検察側は調査の一環 として、ドイツ銀行の事務所も立ち入り調査した。

ラームスドルフ氏によると、ドイツ銀行はこの民事裁判の判事 3人が検察側と「違法に協力した可能性がある」として、この3人の 除外を申し立てた。

同氏は「当行は判事が違法に協力していた可能性を先週初めて 知り、即刻除外を申し立てた」と述べ、刑事捜査には「根拠がない」 と言明した。

キルヒ氏が起こした訴訟で、アッカーマン氏らドイツ銀幹部は 02年1月29日に開かれた経営陣会合について今年5月に証言した。 このとき、会合議事録に記録された発言内容をめぐり判事から質問を 受けた。

今年7月に死去したキルヒ氏は、ドイツ銀行が2002年、キル ヒ氏の評判を傷つけて圧力をかけることをひそかに画策したと主張し ていた。同氏によると、この計画の一環としてブロイヤー氏はブルー ムバーグテレビジョンとのインタビューで、金融セクターにキルヒ氏 への追加融資や資本提供の用意がないことは「各方面で報じられ、う わさされている通りだ」と言明した。キルヒ氏のグループ会社はその 数カ月後、ドイツ企業として戦後最大規模の破綻に陥った。

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