米住宅価格はさらに8%下落も、底打ちは先-PIMCOサイモン氏

世界最大の債券ファンドを運 用する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMC O)の住宅ローン担保証券責任者スコット・サイモン氏は、米国の住 宅価格は底を打つ前に恐らくさらに6-8%下落するとの見通しを示 した。

サイモン氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、政策当 局が政府保証付き住宅ローンの規則を厳格化していることや、ファニ ーメイ(連邦住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅貸付抵当公 社)、米連邦住宅局(FHA)から要求されている以上に銀行が融資 に厳しいことから、潜在的な住宅購入者は購入をためらっていると指 摘。

同氏は「借り入れができるならば、住宅は極めて割安だ。しかし 借り入れができないならば、まったく手が届かない」と述べた。

大恐慌以来の最悪となっている住宅市場の低迷を背景に、米スタ ンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指 数によると、住宅価格は2006年半ばに付けたピークから約31%低 下している。

サイモン氏は、さらに15-20%下落すれば「悲惨な状況」にな るとし、住宅所有者のほぼ半数が住宅価値を上回る住宅ローンを抱え ることになるとし、現在の約3分の1から増加すると話した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE