バンク・オブ・アメリカ:中国建設銀株、大半を売却-資本強化

米銀バンク・オブ・アメリカ (BOA)は、保有する中国建設銀行株、約104億株を私募形式 で投資家グループに売却した。

BOAが14日明らかにしたところによると、売却は税引き後 で約18億ドル(約1400億円)の利益につながる見込み。売却完 了後のBOAの建設銀持ち分は約1%になるという。

BOAのブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は バーゼル銀行監督委員会が設定した国際的な自己資本規則を順守す るため資産売却を進めている。住宅ローン関連の損失で毀損(きそん) した資本を修復するため新株を発行するとの観測を背景に株価は年 来53%下げている。

ブルース・トンプソン最高財務責任者(CFO)は発表資料で、 「保有中国建設銀株の大半を売却する決定は発表済みのバランスシー ト強化方針の一環だ」とした上で、関連の繰り延べ税金資産効果と合 わせ「Tier1(中核的自己資本)普通株資本が約29億ドル上積み される」との見通しを示した。それによりTier1普通株資本比率 は約24ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇するという。

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