香港株(終了):ハンセン指数、続伸-中国経済と欧州情勢を楽観視

香港株式市場で、ハンセン指 数は続伸。中国の著名エコノミストらが中国経済は「ソフトランディ ング(軟着陸)」に向かっているとの見方を示したほか、イタリアと ギリシャでの政権交代が欧州債務危機の封じ込めに寄与するとの楽観 的な観測が強まった。

中国海外発展(688 HK)など中国本土の不動産株と銀行株が 高い。中国の10月の新規融資は6月以来の大幅な伸びを示した。時 価総額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディングス(5 HK)は

2.3%高。

著名資産家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資・保険会社 バークシャー・ハサウェイが一部出資する中国の自動車メーカー、比 亜迪(BYD、1211 HK)は26%上昇。中国の一部の都市でガソリ ンに代わるエネルギーを動力源とする自動車は新車登録制限の対象か ら除外されるとの報道が好感された。

米ウォルマート・ストアーズなどの小売企業に衣料品や玩具を 納入するリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)や中国最大の保険 会社、中国人寿保険(2628 HK)も値上がりした。

サムスン・アセット・マネジメントのポーリーン・ダン最高投 資責任者(CIO、香港在勤)は「アジア株、特に中国株のバリュエ ーション(株価評価)は割安水準にあり、アジアの中央銀行には必要 なら金融政策を緩和するという手段がある」と指摘。「欧州での政権 交代は短期的には投資家心理の改善につながるだろうが、それがプラ ス成長の軌道に戻ることを意味するとは思わない。ファンダメンタル ズ(経済の基礎的諸条件)は実際には変わっていない」と述べた。

ハンセン指数は前週末比371.01ポイント(1.9%)高の

19508.18で終了。構成46銘柄中、値上がりと値下がりの比率は 約10対1。ハンセン中国企業株(H株)指数は同2.8%高の

10716.90。

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