中国株(終了):上海総合指数、3週間ぶり大幅高-新規融資増加で

中国株式市場では上海総合指数が 3週間ぶりの大幅高となった。政府が景気減速に歯止めをかけるため、 融資抑制姿勢を和らげつつあり、食品価格低下で政策当局の金融緩和 余地が広がっているとの観測が強まった。

中国建設銀行(601939 CH)と保利房地産集団(600048 CH)を中 心に金融株が高い。中国の10月の新規融資が6月以来の大幅増加とな ったことなどが手掛かり。中国神華能源(601088 CH)と江西銅業 (600362 CH)も値上がりした。ギリシャとイタリアの政権交代で、欧 州債務危機が悪化するとの懸念が後退した。

中国の自動車メーカー、比亜迪(BYD、002594 CH)は10%の 値幅制限いっぱい上昇。ガソリンに代わるエネルギーを動力源とする 自動車の購入者は新規登録の規制対象から除外されるとの新華社通信 の報道を好感した

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前週末比47.63ポイント(1.9%)高の2528.71 と、10月24日以来の大幅高で終了。上海、深圳両証取のA株に連動 しているCSI300指数の終値は同2.1%高の2750.20。

中原証券の李俊ストラテジスト(上海在勤)は「この日は株式に とって好材料が多かった。銀行の新規融資の伸びが予想を上回ったの は明るい兆しだ。政府が抑制策を緩和している可能性を示しており、 11月も同様のトレンドが見られるはずだ」と指摘。「欧州情勢の新た な展開がプラスだったことは明らかだ。欧州の問題に強い関心が集ま っており、安心材料が何であれ、短期的には株価上昇を意味する」と 述べた。

-- Editor: Allen Wan

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