インド:10月WPI上昇率、9.73%-11カ月連続で9%超え

インドの10月のインフレ率は11 カ月連続で9%を上回った。インド準備銀行(中央銀行)が利上げを 見送り、世界的な景気失速から自国経済を守る余地が損なわれつつあ る。

商工省が14日発表した10月の卸売物価指数(WPI)は前年同 月比9.73%上昇。9月の上昇率は9.72%だった。ブルームバーグ・ニ ュースが調査したエコノミスト19人の予想中央値は9.65%の上昇だ った。

インド中銀は先月、2010年3月半ば以降で13回目の利上げを実 施。インフレ鈍化を前提に金融引き締め局面が終わりに近づきつつあ ることを示唆した。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のイン ド部門、クリシルのムンバイ在勤エコノミスト、ダーマキルティ・ジ ョシ氏は「インフレ率が予想通り低下しなければ、中銀が指針を見直 すこともあり得る」と指摘。「物価は依然として高止まりしており、イ ンフレは極めて難しい状況だ」と述べた。

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