欧州の銀行はイタリア国債の売却続行を-欧州銀行連盟会長

欧州銀行連盟(EBF)のクリ スチャン・クラウセン会長は欧州の銀行が危機の渦中にのみ込まれ ないように、欧州債務問題で打撃を受けたイタリア国債などの資産 売却を続ける必要があるとの見解を示した。

スウェーデンのノルデア銀行の最高経営責任者(CEO)を務 める同氏は、ストックホルムでのインタビューで、「銀行はリスク縮 小という必要な事をまさに行っている。現在イタリア国債が売られ ていることからみてそれが明白だ」と指摘。「銀行は今行っているこ とを続けるべきだ。各行は実際、危機のまっただ中を脱しつつある」 と付け加えた。

投資家がユーロ圏3位の経済大国で1兆9000億ユーロ(約202 兆円)の債務負担を抱えるイタリアから資産を避難させたことから、 イタリア10年債利回りは先週、ギリシャとポルトガル、アイルラン ドに国際支援の要請を余儀なくさせた7%水準を突破した。欧州の 銀行業界を代表するEBFのクラウセン会長は、欧州銀がより厳し い資本規制を満たすために、債務危機の影響が出た資産の処理を進 めていると述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE