伊ウニクレディト、7-9月は過去最悪の赤字-75億ユーロ増資へ

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イタリアの銀行ウニクレディ トの7-9月(第3四半期)決算は損益が過去最悪の赤字となった。 同行は最大75億ユーロ(約7900億円)相当の新株を発行し資本を 増強する決定も明らかにした。

発表によると、7-9月はのれん代償却などが響き106億ユー ロの赤字。ウクライナとカザフスタンでの買収に絡むのれん代償却で 87億ユーロの損失を計上した。同行はまた、非戦略的事業から撤退 する方針も示した。

発表によると、第3四半期は国債スプレッド拡大が2億8500万 ユーロのトレーディング損失につながった。同行は2011年の配当を 実施しないことと、15年末までに5200人を削減する計画も明らか にした。欧州銀行監督機構(EBA)の先月の発表によると、ウニク レディトの資本不足はイタリアの銀行の中で最も大きい。

フェデリコ・ギッツォーニ最高経営責任者(CEO)はミラノで 記者団に、「のれん代償却と増資の決定はバランスシートと資本の両 面で当行を強化する」と語った。

のれん代償客は現金と資本ポジションには影響しない。第3四半 期の収入は11%減の57億ユーロだった。

また、ウェブサイトに掲載された資料によると、同行は再編の一 環として一部の法人・投資銀行事業からの撤退と、株式ブローカー部 門の戦略的提携を計画している。

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