イタリア:国債30億ユーロ発行、利回り上昇-新首相指名翌日の入札

イタリア政府は14日に5年 物国債の入札を実施し、目標上限の30億ユーロ(約3200億円)を 発行した。マリオ・モンティ氏が新政権の首班に指名された翌日の入 札で、利回りは14年余りで最高となった。

平均落札利回りは6.29%と、10月13日の入札時の5.32% を上回り、1997年6月以来の高水準だった。応札倍率は1.47倍 (10月は1.34倍)。

ニューエッジ・グループのエコノミスト、アナリサ・ピアッツァ 氏(ロンドン在勤)は入札後に投資家向け文書で、ディーラーは「イ タリアでの展開に依然として慎重」なものの、入札での需要は「悪く はなかった」と指摘した。「信頼が失われた後、イタリアが正しい軌 道に戻ったと市場参加者が納得するにはしばらく時間がかかるだろう」 と付け加えた。

モンティ氏(68)は13日、ナポリターノ・イタリア大統領から の組閣の要請を受け入れた。ベルルスコーニ前首相は議会での過半数 の支持を失い12日に辞任。イタリア10年債利回りは先週7%を超 えたが、この日は6%台に下がっている。

10日の1年物証券入札でも利回りは6.087%と14年余りで最 高だった。

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