ユーロ、対ドルと対円で上昇-イタリア新首相の手腕に期待感

14日早朝のアジア外国為替市場で ユーロがドルに対して上昇。イタリア新首相にマリオ・モンティ元欧 州委員(競争政策担当)が就任し、同国の財政赤字抑制に対する市場 の信頼感が回復するとの見方から、3営業日連続の値上がりとなった。

ユーロは円に対しても上昇している。ギリシャ財務相が、欧州連 合(EU)主導の救済プログラムに基づく融資を確実に得ることが最 優先課題だと表明したことなどが手掛かりとなっている。同国では、 前欧州中央銀行(ECB)副総裁のパパデモス氏が暫定内閣の首相に 就任した。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の通貨ストラテジス ト、エマ・ローソン氏(シドニー在勤)は、「イタリアとギリシャで新 たな実務型内閣が誕生し、より良い週の始まりとなった。しかし、な お不透明感は強い」と指摘。その上で、「ユーロと豪ドルの上値を試し にいくだろう」と述べた。

ユーロは東京時間午前6時33分現在、ドルに対して前週末比

0.3%高の1ユーロ=1.3791ドル。先週末は1.3750ドルだった。対円 では同0.3%高の106円44銭。

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