シンガポールの政府系ファンド、オリンパス株の「大半」を売却

シンガポールの政府系ファンドで あるシンガポール政府投資公社(GIC)は、財テクによる損失計上 を先送りしていたオリンパス株について保有分の大半を売却していた ことが分かった。

GICが12日に発表した。発表ではオリンパスが不正行為を行っ たという疑念が出た最初の段階で株式の大部分を売却したとしている。 詳細については述べていない。ブルームバーグ・データによると3月 末時点のGICのオリンパス株の持ち株比率は2.13%。

シンガポールに本拠があるCIMBリサーチのエコノミスト、ソ ン・センウン氏は、「オリンパスによる不正の隠ぺいが明るみになり、 それについての記事が出てからは、企業の存続リスクが増してきた」 とし、「GICの経営陣は、リスクを取るよりも、苦渋の決断をしたの かもしれない」と述べた。

オリンパスの株価は終値ベースで、6月21日に今年の最高値2798 円を付けた後、11日の株価は460円と84%下落している。オリンパス 前社長のマイケル・ウッドフォード氏が過去の買収案件について不適 切なものが存在する可能性を指摘するなどした10月中旬以降、同社の 株式時価総額は5000億円以上が吹き飛んだ。

原題:Singapore’s GIC Sells Almost All Its Olympus Stake on Scandal (抜粋)

-- Editors: Linus Chua

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki Editor: Tetsuki Murotani +81-3-3201-8594  isuzuki@bloomberg.net 取材協力:Toru Fujioka 記事についての記者への問い合わせ先: Kyunghee Park in Singapore at +65-6212-1541 or kpark3@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Lars Klemming at +65-6212-1150 or lklemming@bloomberg.net

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