伊ウニクレディトが75億ユーロの増資検討、14日に承認へ-関係者

イタリアの銀行最大手ウニクレ ディトの取締役会は資本増強に向けて75億ユーロ(約8000億円)の 株主割当増資の承認を検討する。事情に詳しい関係者2人が明らかに した。

協議は非公開だとして関係者が匿名を条件に語ったところによる と、ウニクレディトは13日にミラノで戦略委員会を開き同案を勧告。 取締役会は14日に承認する見通し。取締役会はまた、四半期業績と 同行の新事業計画も承認する予定だという。

フェデリコ・ギッツォーニ最高経営責任者(CEO)は監督当局 が定めた6月の資本増強期限を順守するため、イタリアで約2年ぶり の大型増資を準備しており、経費や人員の削減を目指す。同CEOの 計画には世界全体で5000人の削減も含まれる可能性がある、とロイ ター通信は13日報じた。

欧州銀行監督機構(EBA)の先月の発表によると、ウニクレデ ィトの資本不足はイタリアの金融機関で最大の74億ユーロ。同行は ソブリン債の評価損を計上した上で6月30日までに中核的自己資本 比率を9%以上にする必要があり、12月25日までに資本調達計画を 同国の監督当局に提出しなければならない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE