米国株(11日):上昇、米マインド指数上昇やイタリア緊縮策可決で

米株式相場は上昇。米消費者 マインド指数が予想を上回ったほか、イタリア上院で緊縮策が可決 され欧州債務危機への懸念が緩和したのが背景。

S&P500種株価指数の産業別10指数はいずれも上昇。S &P500種で487銘柄が上昇した。バンク・オブ・アメリカ(B OA)やシティグループなど金融株も高い。建機大手キャタピラー とアルミ生産大手アルコアを中心に大型株が買われた。ウォルト・ ディズニーは6%高。同社は7-9月(第4四半期)決算で30% の増益を計上、アナリスト予想を上回った。

S&P500種株価指数は前日比2%高の1263.85。11月 4日以来では0.9%上昇した。ダウ工業株30種平均は259.89 ドル(2.2%)高の12153.68ドル。

フェデレーテッド・インベスターズのチーフ株式ストラテジ スト、フィリップ・オーランド氏は、「状況が落ち着き始めている」 と述べ、「イタリアとギリシャが破綻するという観測だったが、そ れは行き過ぎていた。必要不可欠な緊縮策は実行されるだろう」と 続けた。

消費者マインド指数が上昇

11月のトムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指 数(速報値)は64.2に上昇した。ブルームバーグ・ニュースがま とめたエコノミスト予想の中央値は61.5だった。この統計発表後、 米国株は上げ幅を拡大した。

欧州の債務危機が世界経済の成長軌道を阻害するとの懸念が後 退し、景気敏感株で構成されるモルガン・スタンレー・シクリカル 指数は2.7%上昇。ダウ輸送株平均は2.8%上昇、KBW銀行指数 は2.1%上昇した。

S&P500種の産業別10指数のうち一般消費財・サービス 株指数が最大の上げだった。BOAは3%高、シティは2.4%上昇。 キャタピラーは4.3%値上がりした。アルコアは3.4%上昇した。

ウォルト・ディズニーはダウ平均銘柄の中で最も値上がりし た。有料テレビ事業の伸びや広告収入の増加、国内リゾート事業の 業績改善が、売上高と利益を押し上げた。バークレイズ・キャピタ ルが提供したニールセンのデータによると、CATVのスポーツ専 門局ESPNの視聴率は7-9月期に13%上昇した。テーマパー クの入園料引き上げなども追い風となった。

Eトレードは下落

半導体メーカー、エヌビディアも高い。同社の8-10月(第 3四半期)決算は、コンピューターゲームやデザイナー向け半導体 の需要を追い風に、売上高と利益がアナリストの予想を上回った。

一方、オンライン証券会社Eトレード・ファイナンシャルは

4.1%下落。同社取締役会は身売り案を否定した。

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