パパデモス新政権、ベニゼロス氏が財務相に留任-ギリシャ政府発表

パパデモス前欧州中央銀行 (ECB)副総裁が率いるギリシャの新連立政権で、財務相には現職 のベニゼロス氏が留任する。新政権は経済の崩壊を回避するための資 金確保という喫緊の責務を担う。

政府が11日、新閣僚の宣誓就任直前に電子メールで発表したと ころによると、ベニゼロス氏は財務相および副首相に留任する。

ロベルドス保健・社会福祉相とディアマントプル教育・宗教相、 パパコンスタンティヌ環境・エネルギー・気候変動対策相も留任。ヘ レニック石油会長のアナスタシオス・ジアニトシス氏が内務相となり、 最大野党だった新民主主義党(ND)幹部で元欧州委員のスタブロ ス・ディマス氏が外相となる。

ギリシャのパプリアス大統領は10日、パパンドレウ首相(当時) と野党NDのサマラス党首、国民正統派運動(LAOS)のカラザフ ェリス党首からの提案を受けてパパデモス氏に組閣を命じた。パパン ドレウ氏が辞意を表明して以降、4日間の混迷が続いていた。

連立政権は10月26日に合意された1300億ユーロ(約13兆 8000億円)規模の第2次救済に連なる財政緊縮策の導入や自発的な 債務交換に対応した後、総選挙に向かう。選挙は暫定的に来年2月 19日に設定されている。

当面の急務は第1次救済に基づく80億ユーロの次回融資を確保 することだ。ギリシャ金融システムの崩壊を回避するには、12月半 ばまでにこの資金を受け取る必要がある。

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