香港株(終了):反発、米失業保険申請減少を好感-欧州懸念和らぐ

香港株式相場は反発。先週の米新 規失業保険申請件数が7カ月ぶりの低水準になったことに加え、ギリ シャの暫定首相指名で欧州債務危機をめぐる懸念が和らいだ。

米ウォルマート・ストアーズなどの小売企業に衣料品や玩具を納 入する香港のリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)は2.5%高。衣 料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は4.7%上昇。ロ ナルド・バンダービス最高経営責任者(CEO)が自社株を追加取得 したことが好感された。

アジア最大の製油会社、中国石油化工(SINOPEC、386 HK) は3.1%上昇。ポルトガルの資源会社ガルプ・エネルジアSGPSの ブラジル部門の株式30%を取得するとの親会社の発表が好感された。 交通銀行(3328 HK)や中国民生銀行(1988 HK)など銀行株も高い。

ハンセン指数は前日比173.28ポイント(0.9%)高の19137.17 で終了。前日は5.3%値下がりしていた。ハンセン中国企業株(H株) 指数は前日比1.3%高の10430.07。

ラッセル・インベストメント・グループのアジア太平洋地域担当 のシニア投資ストラテジスト、アンドルー・ピース氏(シドニー在勤) は「誰もが懸念する欧州問題の米国への波及は、今のところかなり限 定的のようだ。これは良い兆候だが、欧州情勢は改善する前に悪化が 予想される」と語った。

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