欧州の融資引き受けで米銀勢が攻勢、仏銀優位揺らぐ-クレジット市場

欧州のローン引き受けでJPモル ガン・チェースやシティグループなど米銀のシェアが、2007年以来で 最大となった。欧州債務危機の影響でフランスの銀行の優位が揺らい でいる。

米銀勢は今年これまでにアレンジされた8600億ドル(約66兆 6000億円)相当の融資のうち10%を引き受け、10年の8%からシェ アを伸ばした。一方、BNPパリバとクレディ・アグリコル、ソシエ テ・ジェネラルの仏銀勢のシェアは15%と06年以来の低水準に落ち 込んだ。ブルームバーグのデータが示した。

銀行別ではBNPとクレディ・アグリコルは1、2位を維持した ものの、ソシエテは6位に後退した。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の欧州 金融サービス担当グループのディレクター、エリザベス・グランディ ン氏は「米銀が仏銀からシェアを奪う流れが始まっている。この傾向 は続くだろう。米銀は07-08年の問題に既に対処したが、仏銀は今、 対応を迫られているからだ」と語った。

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