インド:9月の鉱工業生産指数、前年比1.9%上昇-2年ぶり低水準

インドの9月の鉱工業生産は、2 年ぶりの低い伸びとなった。インド準備銀行(中央銀行)による記録的 な利上げと、世界経済の回復鈍化が響いている。

インド中央統計機構が11日発表した9月の鉱工業生産指数は前年 同月比1.9%上昇。8月は同3.6%上昇に改定された。ブルームバー グ・ニュースが集計したエコノミスト27人の予想中央値では、同

3.5%上昇が見込まれていた。

インド中銀は先月、インフレ抑制を目指して昨年3月半ば以降13 回行った金融引き締めが終了に近づきつつあることを示唆した。欧州債 務危機が世界経済に打撃を与える中、インドネシアや韓国などのアジア 諸国は景気下支えに向けて政策金利の引き下げに踏み切るか、据え置き を決めている。

レリゲア・キャピタル・マーケッツ(ムンバイ)のチーフエコノミ スト、ジェイ・シャンカー氏は統計発表前に、「世界が不透明な中、高 金利の影響で経済活動が鈍化し始めている」と指摘。「インド中銀の金 融引き締めは恐らく終了した」と語っていた。

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