ポルトガル大統領:最後の貸し手のECBが危機を終わらせる

ポルトガルのカバコシルバ大統 領は欧州中央銀行(ECB)がイタリアや他国の国債を対象に「予 見可能な形で、無制限」の購入を行うことで、欧州の金融危機の拡 大をストップできるとの見解を明らかにした。

同大統領は10日のニューヨークのブルームバーグ本社でのイ ンタビューで、「ECBはその任務について狭い解釈を越えて」流通 市場で債券を購入する必要があると指摘。政府指導者が解決策を見 いだすために素早く動く可能性は低いと付け加えた。

同大統領はECBが「最後の貸し手になることを可能にしなけ ればならない」と述べ、「予見可能な形で、無制限の介入が必要だ」 と強調した。

イタリアの10年物国債利回りは今週、ユーロ導入後で最高の

7.48%に上昇。ギリシャやアイルランド、ポルトガルが国際支援要 請を余儀なくされた7%という水準を超えた。ただ10日は、1年債 の入札が成功したことで7%を下回った。

同大統領はECBによる流通市場での購入は「投機を阻止し、 イタリアやスペイン、ポルトガル、アイルランドの国債の将来的価 値をめぐる疑念を抑え込むだろう」と指摘。「本当の防火壁はECB だ」と述べた。同大統領はさらに、ECBが「これまでのように『好 ましくないが、イタリア国債の一部を購入させられている』と言い 続けるのなら、同中銀の取り組みに投資家は納得しないだろう」と 続けた。

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