中国中化、上海で最大350億元規模のIPOを計画-中国で今年最大

中国4位の石油会社、中国中化 (シノケム)は上海で最大350億元(約4300億円)規模の新規株式公 開(IPO)を計画している。実現すれば、先月の中国水利水電建設 を上回り、中国で今年最大規模のIPOとなる。

環境保護省のウェブサイトに10日掲載された発表資料によれば、 中国中化は今回のIPOで最大265億株の新株を発行する計画。調達 資金は中国南部の福建省での石油精製プロジェクトに充てるという。 同社はエネルギーのほか、農業や化学工学、不動産、金融などの事業 を手掛けている。

ブルームバーグのデータによれば、水力発電ダム建設で中国最大 手の中国水利水電建設は先月、IPOを通じて135億元を調達した。 同社の株価は10月18日の上場以来、9.3%上昇しており、同期間の上 昇率は中国株の指標である上海総合指数の1.6%を上回っている。

香港に本拠を置くバリュー・インベストメント・プリンシパルズ のサンディ・メータ最高経営責任者(CEO)は「市場にとってプラ スの動きだ」と指摘。中国株は「バリュエーション(株価評価)の観 点から見れば極めて割安で、経済や銀行に対する弱気はかなり行き過 ぎている。中国が引き締めを中止していることもあり、今後はIPO が一気に増えるだろう」と語った。

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