フランスを「A+」以下に格下げも-格付け会社イーガン・ジョーンズ

【記者:Paul Dobson、Keith Jenkins】

11月10日(ブルームバーグ):フランスの格付けを米格付け会社 イーガン・ジョーンズ・レーティングスが引き下げる可能性がある。 欧州の最も脆弱(ぜいじゃく)な国のリストにフランスを加えること を検討している。

イーガン・ジョーンズのショーン・イーガン社長はブルームバー グラジオとのインタビューで、フランスの格付けについて「『A+』な いしは、もっと下になる公算が大きいと思う」と述べ、欧州の脆弱な 国の分類をフランスにも適用する可能性があると付け加えた。

イーガン社長が電子メールの質問に回答したところでは、イーガ ン・ジョーンズによるフランスの格付けは現在、「AA-」。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズ・イ ンベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングスはフランスにつ いて、「AAA」相当の最上級格付けを維持しているが、格下げの観測 は根強く、フランス10年国債のドイツ国債に対する上乗せ利回り(ス プレッド)は10日、170ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) とユーロ導入後で最も拡大した。

モニュメント・セキュリティーズの債券ストラテジスト、マルク・ オストワルト氏はフランス格下げの可能性について、「疑わしく思える かもしれないが、起こり得るどころではない可能性が確かにある。ド イツとの比較で見た公的債務の国内総生産(GDP)比率の数字には ぞっとさせられる」と話している。

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