ECBがカバード債買い入れ再開、400億ユーロ規模-関係者

欧州中央銀行(ECB)は、銀 行の資金調達市場の支援を目的に新たに設定した400億ユーロ(約4 兆2200億円)規模のプログラムの下で、カバード債の購入を再開し た。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。

公式発表前を理由に同関係者が匿名を条件に語ったところによれ ば、ECBは主に住宅ローンや公共部門向け融資の債権を裏付けとす るカバード債の買い入れを9日に再開した。ECBの報道官はコメン トを控えた。

ECBは3日、2年前の同様のプログラムに比べ購入条件を緩和 したプログラムを発表。新プログラムの下では発行額が最低3億ユー ロのカバード債が買い入れ対象となった。前回のプログラムでは5億 ユーロ以上が対象。新プログラムでは投資適格級で最低格付けのカバ ード債も購入する。

ブルームバーグのデータによると、ユーロ圏ソブリン債危機の影 響で借り入れコストが上昇する中、欧州の金融機関は高格付けのカバ ード債に依存しており、今年はこれまでに1850億ユーロ相当を発行 した。

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