NY原油(10日):3カ月ぶり高値-米失業保険申請減などに反応

ニューヨーク原油先物相場は 反発。約3カ月ぶりの高値となった。米失業保険申請件数が減少した ことを手掛かりに、景気回復の進行で燃料需要が拡大するとの楽観的 な見方が広がった。

米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済 み)は、前週から1万件減少して39万件。これは4月2日までの週 (38万5000件)以来の低水準。イタリア国債利回りの低下や、米 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスの 信用格付けを引き下げていないと確認したこと、ギリシャが暫定首相 を任命したことも原油の買いにつながった。

ESAIエナジーのプリンシパル、リック・ミュラー氏は「経済 のニュースに関してやや安心感が広がっている」と指摘。「失業保険 の数字は良好だったほか、欧州はなんとかやっているようだ。イタリ アの情勢は落ち着いてきた」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比2.04ドル(2.13%)高の1バレル=97.78ドルで終了。終 値としては7月26日以来の高値となった。年初からは7%の値上が り。

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