英国債:下落、イタリア債上昇で逃避需要が後退-英中銀は政策を維持

10日の英国債相場は下落。イ タリア国債が国債入札を好感して6営業日ぶりに上昇し、安全投資先 としての英国債の需要が後退した。イングランド銀行(英中央銀行) は政策金利を据え置き、国債買い取りプログラムの規模を維持した。

英中銀はこの日の金融政策委員会(MPC)で資産買い取りプロ グラムの買い取り枠を2750億ポンドに維持した。MPCは先月、購 入規模を2000億ポンドから拡大した。

イタリアは国債入札で1年物国債を50億ユーロ発行した。平均 落札利回りは6.087%、応札倍率は1.99倍。先月の国債入札で応 札倍率は1.88倍だった。

RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、サム・ヒ ル氏は、英国債の「全体的な方向性は、市場全体のリスク意欲に決定 付けられている」と指摘。「朝方の1年物入札が大きな違いをもたら した。落札利回りが前日の取引での範囲内だったことで市場はやや落 ち着いた」と続けた。

ロンドン時間午後4時41分現在、英10年債利回りは前日比4 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.21%。同国 債(表面利率3.75%、2021年9月償還)価格は0.350下げ

113.49。2年債利回りは2bp上げ0.53%。

ドイツ10年債利回りはこの日、4bp上昇し1.76%。イタリ ア2年債利回りは72bp下げ6.49%となった。

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