香港株(終了):ハンセン指数、3カ月ぶり大幅安-銀行株売られる

香港株式相場は下落。ハンセン指 数が3カ月ぶりの大幅安となった。欧州債務危機の波及が懸念される 中、英銀HSBCホールディングスでは投資銀行部門の利益が減少し た。

ハンセン指数で15%のウエートを占めるHSBC(5 HK)は9.1% 安。米国で不良債権の引き当てを積み増した。時価総額で世界最大の 銀行、中国工商銀行(1398 HK)は8.7%値下がり。米ゴールドマン・ サックス・グループが工商銀株を売却したと事情に詳しい2人の関係 者が明らかにした。

イタリア国債の利回りがユーロ導入後の最高に達する中、欧州関 連銘柄が下落。売り上げの大半を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ ホールディングス(330 HK)は7.8%安。ギリシャの港でコンテナ施 設を運営する中遠太平洋(コスコ・パシフィック、1199 HK)は7.3% 下げた。

中国のインターネット会社、テンセント・ホールディングス(騰 訊、700 HK)も売られた。

ハンセン指数は前日比1050.54ポイント(5.3%)安の18963.89 で終了。8月9日以来の大きな下落率となった。ハンセン中国企業株 (H株)指数は前日比5.7%安の10300.18で引けた。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・マ ネジメントの投資市場調査責任者、スティーブン・ハルマリック氏(シ ドニー在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「わ れわれの地域の市場は欧州情勢の影響で非常に不安定だ」と指摘、「極 めて危険な時期であり、残念だが事態は改善する前に悪化するだろう」 と語った。

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